こんにちは。
今日は世界的に有名な作品『WEST SIDE STORY』のお話。
ミュージカルといえばこれ、という人も多いのではないでしょうか。
映画は1961年と、2021年にリメイク版が制作されました。
リメイク版は『ジュラシックパーク』でおなじみのスティーヴン・スピルバーグが監督をつとめています。
何でも「ずっと撮りたかった作品」だそうです。
意外ですね👀
今日はその二つの作品の違いと見どころを3つご紹介します。
本当は3つどころではないんですが、厳選したのでぜひご覧ください…!
『WEST SIDE STORY』のほんとうにざっくりしたあらすじと概要
ニューヨークのウエストサイド(下町)でイタリア系アメリカ人の不良集団ジェット団とプエルトリコ系アメリカ人の不良集団シャーク団がいがみ合っていました。
ある日ジェット団の元リーダーであるトニーは、シャーク団のリーダーベルナルドの妹・マリアと舞踏会で偶然出会い、恋に落ちてしまいます。
二人と、敵対するグループの運命とは?
個人的なお話になりますが、1961年の作品はまだミュージカルについて興味も鑑賞した数も浅かったころに観たことがあります。
正直に言うと、初心者にはちょっとハードルが高い作品ではないかな…と思います。
面食らった思い出(笑)、物語の冒頭
なぜハードルが高いと言うのかといいますと、
物語の冒頭、男達が踊るシーンから始まるところにあります。
これは不良グループが街を闊歩する様子を表しているんですが、
それまでミュージカル映画というものをほとんど観たことがなかった私にとっては
バレエのような美しいダンスと彼らの荒々しさがどうにも結び付かず違和感を感じてしまいました。
第一印象がそんな感じだったもので、観終わった後もなんとなく「ミュージカルってハードル高いジャンルなんだな」と思ってしまったのです。
(そこからよくハマったもんだと自分でも思います)
2021年の方もダンスシーンはありますが、
彼らの性格を補完するシーンも加えられているのでそこまで違和感は感じなかったです。
あくまで前作を観ている私の印象ではありますが…
ミュージカルにあまり慣れていない方はリメイク版をまず観るのがおすすめです。
名曲と圧倒的なダンスシーン!”America”
そして私が作中最もおすすめしたいのが、
“America”が流れるシーン!
1961年版、リメイク版それぞれ良さがあります。
1961年版は(いい意味で)女性らしさ・男性らしさをそれぞれダンスで表しており、特にアニタ役のリタ・モレノさんのチャーミングで芯のあるダンスにはとても惹かれるものがあります。
アニタと恋人のベルナルド、二人の言い合いから周りを巻き込んでだんだん熱気で盛り上がっていく様子は観ている方もワクワクしてきます!
リメイク版は映像技術の進化とスピルバーグ監督の技術が輝いてるシーンとなっており、
踊るアニタや周りの女性達の色鮮やかなドレスが街を彩っていく様子が圧巻です。
これを観た時は映画館で観て良かった〜と思いました笑
不穏な展開、すれ違う人々…女店主が歌う”Somewhere”
3つ目は見どころのお話。
物語の後半、不良達の溜まり場となっていた店の女店主が歌う”Somewhere”。
この部分、1961年版とはやや異なった展開となっており、
実は観た後に知ったのですが、
リメイク版でSomewhereを歌っているのは
1961年版でアニタを演じたリタ・モレノさんなのです。
これを知ってからこのシーンを観ると何とも言えない思いが込み上げてきます。
スピルバーグ監督の粋な采配ですね。
どんなシーンなのか、ぜひ映画を観て確かめてください。
現在Disney +で観ることができますよ。
他にもご紹介したい曲などたくさん見どころはあるんですが、
ぜひご自身で観て好きなシーンを見つけてもらえたらと思います!
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