「なんでも、いつでも聞いてね」と言ってもらえるけど…
何度聞いても覚えられない
「なんでも聞いてね」と言われたけど、聞いてみたら嫌な顔をされた…
「前にも言ったけど」と度々言われてしまい、聞くことが怖くなった
そういった悩みを持つ方、たくさんいるのではないでしょうか。
慣れない環境下でわからないことだらけなのは当たり前ですが、なぜイラつかせてしまうのか?
正しい質問の仕方とは?
今回はそういったお悩みについて深堀していきます。
「何でも聞いてね」は鵜呑みにしない
「わからないことがあったら何でも、いつでも聞いてね」という言葉を鵜吞みにしてはいけません。
もちろん、その気持ちは本心なのですが
先輩や上司は本来課されている自分の業務にプラスしてあなたの面倒を見てくれているのです。
物理的に、時間がありません。
そんなとき、「この本って誰が書いたんですか?」(極端な例ですよ!)と言われると
「いや自分で調べろよ…」と思ってしまうのです。
ふと思い浮かんだ質問を純粋にそのまま聞いてしまう前に、ステップを踏んでみてください。
怒られない質問に至るまでのステップ
目的を明確にする
この説明は何をするためのものか?
自分が、何ができるようになるための説明なのか
をちゃんと理解しておきましょう。
疑問点を事前に抽出しておく
できれば、研修や説明を受ける前に予習をしておいて予め自分なりの疑問点をあぶり出しておきましょう。
事前に説明資料があるかどうかを確認してみるのもいいでしょう。あるいは、こういう予習をしようと思うが大筋あっているか?の確認をしましょう。
もし説明の間に解消できたなら、ぜひこう疑問に思っていたけど、こういうことだったんですね!という感想を伝えましょう。
「あ、この子はちゃんと理解してくれたんだな」と相手も安心します。
質問を言語化する
多くの人が見落としがちですが、「アウトプットまでできてはじめて」学んだと言える状態になれます。
学んだうえでわからなかった点をノートに書くなり独り言で説明したりして言葉にしてみて、それでも解消されなかった質問を聞くようにしましょう。
意外と書くことで頭が整理されて解消する、なんてことは結構あります。
ここで、質問してね!と言われたのに質問全て解消できちゃった…となった場合、
焦る必要はありません。
落ち着いて、まず理解できた自分は素直に褒めてあげましょう。
そのうえで、上司や先輩には「こう疑問に思っていたけど、説明のおかげでこういうことだと理解できました」という報告をしましょう。
報連相もしっかりできて、素直にお礼を言えるできた後輩の完成です!
会社外のコミュニティを作ろう
職場のつながりしか持っていないと、勤務時間外や休みの日も考えが捉われてしまいます。たとえ今は良い関係性が築けているとしても、少し躓いてしまうと休みの日も「あの人どう思っているだろう…」などと考えてしまい、シンプルな悩みも無意識に複雑にしてしまうのが人間の性というものです。
そうやってがんじがらめになって動けなくなってしまわないよう、好きなことや興味あることについて考える時間をしっかり作りましょう。
例えば楽器や動画編集・英語など前から興味はあったけどなかなか手を出せていない、ということを思い切ってやってみましょう。
プロに学ぶほどの興味はないかも…というかたには、下記のような個人で教えている方とつながれる<ストアカ>などでフランクに始めることもできます。
人生は仕事だけではありません。
適度に対策を講じたらあまり捉われすぎず、頭の中のメリハリをつけて強制的にリフレッシュすることも大切です。
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ストアカ